令和3年度中部ブロック会議が開催されました。
令和3年9月22日午前11時から、オンライン(ZOOM)により標記会議が開催されました。
最初に、栗原会長の挨拶があり、その概要は次のとおりです。
1)コロナ禍や最低賃金の大幅引き上げ等でご苦労も多いと思う。2)昨年4月に名称を全障協に改め一年半が経過した。皆様のご協力により新名称も徐々に浸透してきたのではないかと思われる。3)今年度で5年目を迎えた厚生労働省からの受託事業については、全国7ブロックに障害者雇用相談コーナーを設置するとともに、セミナーの開催準備も進めている。障害者雇用に課題等をお持ちなら、是非、気軽に相談コーナーを活用いただきたい。また、セミナーはオンライン開催のため地理的制約がないので、他ブロックのセミナーにも参加いただきたい。4)本年6月22日に通常総会を開催したが、コロナ禍により、文書対応を中心に、オンライン方式を組み合わせる形となった。書面議決書や委任状の提出にたいへんお手数をおかけし、ご協力に厚く感謝申し上げる。5)総会で承認いただいた施策要望及び、緊急的に作成した「最低賃金引上げのもとでの障害者の雇用維持・拡大に関する要望書」については、私が厚生労働省を訪問し直接提出した。6)本年7月には「障害者雇用状況調査」、8月には「今後の障害者雇用対策の検討のためのアンケート」と立て続けに回答をお願いした。たいへんお手数をおかけし、ご協力に重ねて感謝申し上げる。後者については結果を厚生労働省にも提供しており、今後の国の施策検討におおいに役立つものと期待している。7)特定のテーマごとに全国の会員に参加いただく研究部会の設置を進めており、第1号の「青年部会」ではオンラインによる事例発表や討論が活発に行われている。他のテーマによる研究部会も準備が進められているので、会員の皆様にも積極的な参加を検討いただきたい。8)コロナ禍が終息し、会員の皆様と直接お会いできる日が一日も早く来ることを祈念して開会の挨拶とさせていただく。
開会の挨拶に続き全障協本部から、@ 厚生労働省の令和4年度障害者雇用施策関係予算概算要求のポイント、A 全障協本部の最近の主な活動状況、B 令和3年度厚生労働省からの受託事業の進捗状況、C 全障協ホームページ、会員向けメールマガジンの活用、D 寄付のお願い等について報告がありました。
次いで各会員から近況報告があり、コロナ禍の影響や高齢化に伴う課題等について実情が報告されました。
最後に大西中部ブロック長の閉会挨拶があり、1)コロナ禍の中でオンライン会議の活用が進んできており、全国の会員とつながりながら部会などの活発化を進めていきたい、2)ただ、会員によってはオンライン運用が難しい場合もあり、コロナ禍の状況を考慮しながら、直接お会いできる機会を順次つくっていけたらと考えている、3)障害者雇用について困り事等あれば、全障協のネットワークを相談などに活用いただきたい、とのお話がありました。