令和4年度上期 九州・沖縄ブロック会議が開催されました。
令和4年8月9日午後2時から、集合形式とオンライン(ZOOM)を併用したハイブリッド方式により標記会議が開催されました。
最初に岩ア 九州・沖縄ブロック長の開会挨拶があり、続いて栗原会長から概要次のような挨拶がありました。
1)お忙しいなか、ご出席いただき誠にありがとうございます。ようやく願いが叶って会員の皆様に直接お会いしてブロック会議を開催することができました。今後も、会員の皆様の生の声を聞くことができるよう、こうした会議にどんどん出席いただける状況になることを願っています。2)本日は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞(審査員特別賞)を受賞されている株式会社カムラック様に見学の機会を提供いただきました。ご配慮に感謝いたします。3)さて、6月21日の令和4年度通常総会は実に3年ぶりに集合形式の開催となりました。総会で承認いただいた「令和5年度障害者雇用施策に関する要望書」につきましては、6月28日に私が厚生労働省を訪問し、障害者雇用対策課長、障害福祉課長に直接手渡して趣旨を説明してまいりました。そうした機会に、最低賃金が上昇する中で国による支援がなければ、障害者の加齢に伴い長期継続雇用が困難になるといった話もしております。今後の障害者雇用促進法改正等の国会審議で一部でも全障協の要望が実現するよう願っています。4)また、今回の総会では、任期満了に伴う役員改選が行われ、前期に引き続き私が会長を務めさせていただくことになりました。会員の皆様には引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。5)全障協独自の事業として、青年部会や特例子会社部会などの全国ベースの研究部会を設けており、加えて中小企業部会を立ち上げる話も出ています。さらに、政策提言や全障協の今後の在り方について検討会で議論を進めています。会員の皆様には、是非、これらの活用をお願いします。
開会の挨拶に続き九州・沖縄ブロックの令和3年度事業報告、令和4年度事業計画(案)及び九州・沖縄ブロック運営規約改正について審議が行われ、満場一致で承認されました。
次いで全障協本部から、@ 最近の主な活動状況、A 厚生労働省、大阪府からの受託事業の内容、進捗状況、B 全障協ホームページの活用、C ワークフェアの出展応募状況、D 寄付のお願い等について報告がありました。
その後、出席者が2班に分かれて、株式会社カムラックの職場を見学させていただき、見学後の質疑応答にも懇切丁寧に対応いただきました。
次いで勉強会ということで、労働政策審議会障害者雇用分科会の意見書(令和4年6月17日)の内容について全障協本部の野村事務局長による説明が行われました。
最後に、池田理事から閉会の挨拶として概略次のようなお話がありました。
1)ここ2〜3年はコロナ禍などで苦しい時期が続いていますが、久々にリアル形式でブロック会議を開催することができました。2)この時期は、コロナ禍に加え、熱中症のリスクも考慮しなければならない状況ですが、(弊社のある鹿児島では)桜島の噴火もあり、風向きによっては火山灰の影響も心配される状況です。3)こうした状況ではありますが、間もなく、秋となります。皆様にとっても、実りの秋を迎え、また、障害者雇用についても実りの秋となることを祈念して閉会の挨拶といたします。